がんは早期発見が最も重要です。ここでは女性特有のがんの進行度と主な治療法について取りあげます。

子宮体がん(子宮内膜がん)

病気
進行度
主な治療法
0期
上皮の中だけにとどまっている上皮内がん 子宮摘出手術、場合によっては卵巣も摘出する
T期
子宮体部のみにがんがとどまっている状態 子宮とその周りの組織、リンパ節、卵巣を摘出する
U期
がんが子宮頸部まで達している状態 上記の手術のほか、放射線治療や抗がん剤治療を組み合わせる
V期
がんが子宮外に広がるが、骨盤腔をこえてないもの 上記の手術のほか、放射線治療や抗がん剤治療を組み合わせる
W期
膀胱や直腸まで広がっている状態 放射線治療や抗がん剤による治療が行なわれる

卵巣がん

病気
進行度
主な治療法
T期
がんが卵巣の中だけにとどまっている状態 摘出手術
U期
がんが卵巣よりも広がっているものの、骨盤内におさまっている状態 上記手術のほか、抗がん剤治療を組み合わせる
V期
がんが腹腔内の臓器に転移している状態 上記手術のほか、抗がん剤治療を組み合わせる
W期
がんが肺などに転移している状態 放射線治療や抗がん剤による治療が行なわれる

子宮頚がん

病気
進行度
主な治療法
0期
がんが上皮の中だけにとどまっていて、浸潤がない状態 子宮を残してがんの部分だけを切除したり、レーザー治療で焼却したりする
T期
がんが上皮を越えて浸潤が始まっているが、子宮頸部内にとどまっている状態 子宮摘出及び周囲の結合組織、リンパ節を切除する
U期
がんが子宮頸部よりもさらに広くひろがったもので骨盤壁や膣の下3分の1には達していない状態 上記の手術の他、膣壁の一部も切除する。手術後に放射線療法を組み合わせることもある
V期
がんが骨盤壁や膣の下3分の1まで達している状態 上記手術のほか、放射線や抗がん剤による治療を組み合わせる
W期
がんが直腸や膀胱に転移したもの 骨盤内すべての臓器摘出手術を行って放射線と抗がん剤による治療を行なうか、手術が不可能なら、放射線、抗がん剤による治療を行なう。